腸内菌というのは、文字通り
腸内に生息している菌の事です。
主な種類としては
- 善玉菌
- 悪玉菌
- 日和見菌
の3種類が存在します。
腸内菌は、健康を維持の為には、
欠かす事の出来ない非常に重要な菌です。
人間の免疫の6割~7割は、
腸内菌が保っているんですよね。
目次
主な腸内菌の働き
①善玉菌
善玉菌というのは
- 便秘の改善
- 消化吸収の促進
- 胃かいようの防止
など健康維持に役立つ
様々な効果がある菌です。
②悪玉菌
これは文字通り、体に悪い
影響を及ぼす菌の事です。
毒素やガスを作ったり、
発がん性物質を生み出したりします。
代表的な悪玉菌としては
- 大腸菌
- ブドウ菌
などがありますね。
特に、大腸菌は「O157」という
腸内出血性の食中毒で有名だと思います。
③日和見菌
良い働きもしない代わりに、
悪い働きもしない細菌です。
つまり、通常時は存在しているだけ
といっても過言ではありません。
ただし、善玉菌が減って悪玉菌が
増えると、腸内で悪い働きをします。
これが「日和見菌感染症」です。
ちなみにですが、善玉菌が減ると
悪玉菌の活動も活発になります。
善玉菌と悪玉菌は、赤ちゃんが産道を
通った時から死ぬまで、お互いに
邪魔をする為に戦っているんですよね。
健康になる為には、善玉菌を
増やして悪玉菌を減らす必要があります。
しかし、現代人はこれと
逆の事をやってしまっています。
なぜか、悪玉菌を増やして、
善玉菌を減らしているのです。
原因を7つお伝えしましょう。
善玉菌を減らす7つの要因
①抗生物質
抗生物質は「無菌状態」を
作り出してしまう薬です。
なので、悪玉菌と一緒に
善玉菌も死滅します。
抗生物質を飲むぐらいなら、
殺菌力の高い食べ物を摂ってください。
にんにくや玉ねぎですね。
②塩素

殺菌力が高い重金属です。
その為、悪玉菌は倒せますが、
善玉菌も倒してしまいます。
塩素自体も体に悪い物なので、
なるべく避けるようにしてください。
- 血管障害
- 発がん性
- アレルギー
などのリスクがあります。
③非ステロイド抗炎症薬

- 鎮痛剤
- 解熱剤
- 頭痛薬
として使われる薬です。
ほとんどが経口薬ですが、
坐薬・湿布・塗り薬などもあります。
効果は高いのですが、
善玉菌が嫌いなんですよね。
なので、バファリンや
ロキソニンは駄目です。
少なくとも多用は控えてください。
④放射線

放射線を浴びる事で、
善玉菌が死滅します。
汚染された食料品や、
レントゲンには注意が必要です。
⑤宿便

宿便は、悪玉菌の大好物です。
あればあるほど、悪玉菌が
増殖しやすくなります。
酵素を摂ったり、腸内の
デトックスを行ってください。
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⑥酸性の食べ物

酸性の食べ物の例としては
- 肉
- 牛乳
- 白砂糖
などがあります。
こういった物は、宿便と
同じで悪玉菌の大好物なんですよね。
白砂糖は摂らないに越した事は
ありませんが、肉に関しては、
過剰に摂らなければ大丈夫です。
過剰というのは、1日2回食べたり、
毎日食べたりといった感じの事です。
基本的には、何の問題もありません。
⑦酒や煙草、ストレス

こういった物は、体に悪影響を
与え、善玉菌を減らします。
酒と煙草に関しては、
適切な頻度を維持してください。
ストレスは、以前お伝えしたかも
しですが、心臓を動かす事が有効です。
つまり、軽い運動ですね。
筋トレでもサッカーでも何でも
良いので、心臓を動かす事で
ストレスを軽減する事が出来ます。

どうでしょうか?
現代人のほとんどが、この7つ
全てに当て嵌まっていますよね。
だから体調が悪くなったり、
生活習慣病に罹ったりする訳です。
7つを意識して生活してみてください。

なるべくで大丈夫です。