やさしおのデメリット！使っても高血圧が改善されない理由とは？

やさしおはご存じだと思います。

味の素が販売している
「塩分５０％カット」の塩の事です。
それなのに、美味しさが変わらない
という、非常に魅力的な商品ですよね。

しかし残念ながら、やさしおを使用しても
健康になる事は、絶対に出来ません。
やさしおは「偽物の塩」だからです。

といった生活習慣病は、
一切解消されないんですよね。
塩分を50％減にした所で、根本的な
問題は、何も解決しないからです。

正直言って、お金の無駄なんですよね。

こういった生活習慣病を改善する為には、
「本物の塩」を摂る必要があります。

やさしおは、まがい物の健康食品です。

やさしおに含まれている成分

本物の塩について説明する前に、
まずは、やさしおについてお話します。

塩分５０％カットのやさしおには

が含まれています。

ところで、あなたはやさしおの成分に
ついて疑問に思った事はありませんか？
塩なのに、塩分は50％カット……残りは、
一体何が入っているのだろうか？と。

その、残りの半分が
「カリウム塩」なのです。

大体の比率は

• カリウム塩→約50％
• 塩化ナトリウム→約50％
• ポリグルタミン→味付け（恐らく少量）

こんな感じです。

瀬戸内海の海水塩に「カリウム塩」を加えることで、塩分５０％カットを実現。さらに「ポリグルタミン酸を加えることで、まろやかな味わいにしました。これは、味の素ＫＫの独自技術です。

味の素　公式サイト

カリウム塩というのは
「カリウム」の事です。
塩化ナトリウムと同じで、
ミネラルの一種ですね。

では、なぜカリウムが選ばれたのか？

もちろん、適当ではありません。
塩化ナトリウムは、カリウムと対称的な
効果を持っているから、選ばれたのです。

やさしおにカリウムが含まれる理由

塩化ナトリウムには

という働きがあります。
だから、高血圧になるんですよね。

逆に、カリウムには

という働きがあります。
つまり、塩化ナトリウムの効果を、
相殺しようとしているんですよね。

こんな感じだと思います。

これを見ると、やさしおは
素晴らしい商品に思えますよね。

しかし残念ながら……それは表向きです。
この塩を摂った所で、生活習慣病に
罹る未来は変わらないんですよね。

冒頭でもお伝えした通り、
やさしおは「偽物の塩」だからです。

その理由をお話しします。

やさしおの知られざるデメリット

①根本的な解決にならない

世の中のほとんどの人が

だと勘違いしているのですが、
これは間違いなんですよね。
塩化ナトリウムは、文字通り
「塩化したナトリウム」の事です。

つまり、塩ではありません。

では、塩とは一体どういう物なのか？

などの、海のミネラルが
「バランス良く」含まれている物です。
俗に言う「 自然塩 」というやつですね。

健康になる為には、絶対に
「自然塩」でなければなりません。

というのも、単体のミネラルは
「毒」以外の何物でもないからです。
肝臓や腎臓などの解毒器官からも、
異物扱いされてしまうんですよね。

自然界に

• カリウム
• 塩化ナトリウム

は「単体」で存在していませんよね。

人間は「調和された物」しか、
吸収する事が出来ません。

そういう風に、作られているのです。
バランスの悪い食事を摂り続けると、
体調を崩してしまうと同じです。

血圧だけに目を向けていると、
大切な事を見落としてしまいます。

②カリウムの過剰摂取になる

やさしおを使いすぎると、今度は
カリウムの摂りすぎになるんですよね。
つまり「高カリウム症」です。

先程お伝えした通り、やさしおには
カリウム塩が、５０％含まれています。

本来、カリウムも大量には
含まれていない成分です。
なので、摂りすぎる事により、
体に異常が起こります。

症状としては

などですね。

特に高齢者は「高カリウム症」で
心筋梗塞になりやすいです。

カリウムの排出は、肝臓で行われます。
つまり、腎臓の弱い高齢者は、
上手く排出出来ない可能性が高いのです。

腎臓病の人も、同じく危険です。

肝臓や腎臓に、負担が
掛かってしまうんですよね。
そして、肝臓や腎臓の機能低下も
起こってしまう訳です。

減塩商品で健康になる事は、
残念ながら、不可能なのです。

本物の塩と偽物の塩

世の中の塩は、大きく分けて

の2種類の塩が存在します。

自然塩は、先ほどもお伝えしましたよね。
自然塩というのは、昔ながらの
天日干しなどの製法で作られていて

などの海のミネラルが、バランス良く
含まれている塩の事です。

精製塩は、違います。

精製塩の成分のほとんどは

なんですよね。

私たちが普段使っているのは、
基本的に精製塩の方です。
塩化ナトリウム99％と
記載されているやつですね。

大量生産向きの製法で作られているので、
現代の塩の市場の7割を占めています。
これが、全ての原因なんですよね。

精製塩のデメリット

①病気になる

先程、お伝えした通り

というのは間違いです。

強引な言い方をすると、塩化ナトリウムは
「 塩に化けたナトリウム 」です。

ナトリウムです。

塩では無いんですよね。

私たちは

をしてしまっているのです。

②減塩をする必要が出てくる

「1日7.5ｇ以下の塩分摂取」

これは、厚生労働省が奨励している
1日の望ましい塩分摂取量目標です。
分かりにくいと思うので、
例を挙げたいと思います。

こちらの表をご覧ください。

画像の出典

食品に含まれている
塩分量を表しています。

この表を見ながら、あなたの朝食の
塩分量を、計算してみてください。
……普通に考えて、無理ですよね？

簡単にオーバーしてしまいます。

もし、あなたが10ｇで3食済ませるとすると
料理の味付けを薄くするしかありません。

「なんだ出来るじゃないか」と思うかも
しれませんが、美味しくないと思います。
そして、日々の食事がつまらなくて
苦痛な物になってしまうでしょう。

③体に異常が出る可能性がある

塩は、人間が生きていく為に
必要不可欠な成分です。

もしも、塩を全く取らなかったとしたら、
あなたは確実に死んでしまうでしょう。
証拠として現代でも過度な塩分制限に
よって、体に異常が出た人達がいます。

昏睡状態となって、入院する
事になってしまったのです。
中には、死亡してしまう人もいました。

昔、「塩が足りない」という理由で、
多くの人が亡くなった事実もあります。

現代社会は、減塩を過剰に勧めすぎです。

ひたすら塩を減らす事しか
教えてくれません。
本当に大切なのは、
精製塩を止める事です。

3種類の精製塩

精製塩は大きく分けて３種類あります。

スーパーで売られている塩は、
ほとんどが、このどれかに該当します。

①精製塩

日本の塩の約７割を占めています。

イオン交換膜透析法という製造法で
作られていて、大量生産が可能です。
イオン膜は、海水に含まれている
ミネラルを取り除く製法の事です。

②再製塩

これは海外の天日塩を輸入して、
日本の海水に溶かしたものです。

ややこしいのですが、天日塩というのは、
必ずしも良い塩の事ではありません。
間違えやすいので気を付けてください。

③再製加工塩

精製塩や再製塩に、にがりを添加する
事で、ミネラルを含ませた塩です。
スーパーで売られている「〇〇の塩」と
書かれている物は大体これですね。

ミネラルバランスが崩れているので、
あまりオススメはしません。

自然塩を使う3つのメリット

では、精製塩の代わりに
何を使えば良いのか？

それが「自然塩」です。
自然塩と聞くと、何だか胡散臭い
ですが、そんな事はありません。

実際には「普通の塩」の事です。

ただ、今の世の中には、普通でない塩
（精製塩）ばかりが売られているので、
こういう呼ばれ方がされているだけです。

精製塩が主流になったのは

という法律が原因です。

本来は名前の通り、塩が不足している
事による「臨時」の法律でした。
ただ、結果的に自然塩が
失われてしまったんですよね。

だから、塩で体調を崩す
人が増えたのです。

①血圧を下げる力がある

実は、自然塩には

があるんですよね。

５年前の、あるおじいさんの話です。

おじいさんは医者から高血圧だと診断
され、家で減塩生活を送っていました。

しかし、ある日家族から
「この塩を使うと良いよ」
と言われ、使う塩を変えたんですよね。

すると、不思議な事におじいさんの
血圧が下がってしまったのです。

実際にあったお話です。

これは、ミネラルが適切に含まれている
自然塩に変えたから、起こった事です。
ミネラルバランスが良い塩には、
血圧を下げる程のパワーがあります。

ミネラルが、体内で相互作用して、
おじいさんの体にとって良い
結果を、もたらしたんですよね。

その結果、塩化ナトリウムの過剰摂取で
異常だった血圧が、元に戻されたのです。

人間の体で、最も大切なのは
調和……「 バランス 」です。

例えば、体に良いからと言って、
トマトばかり食べていたら
どうなるでしょうか？

その内、体調を崩してしまいますよね。

逆に、肉も野菜も果物も……と
バランスの良い食事をしていたら
どうでしょうか？

こちらは、健康的な人生を
送る事が出来ますよね。

これと、同じなのです。

バランスの欠いた物を摂ると、
人間は体を壊してしまいます。
逆に、バランスの良い物を摂ると、
体調を整える事が出来ます。

自然塩……つまり、海の元々の
ミネラルバランスに近い塩ですよね。
ミネラルバランスの良い塩です。

だから、血圧が下がるのです。

人間はそういう風に、
設計されています。

だから

だと駄目なんですよね。

これらを同時に摂ったとしても、
生活習慣病が改善する事はありません。
調和していないと、全く意味が無いです。

②減塩する必要が無くなる

精製塩を自然塩に変える事で、
塩を減らす必要がなくなります。
味付けを気にすることなく、
料理を作る事が出来るんですよね。

ちなみにですが、自然塩は
基本的に摂りすぎる事はありません。
これも「 バランス 」が関係しています。

分かりにくいので、例を挙げますね。

例えば、あなたが

を食べたとします。

恐らく、クッキーを食べた時は、
食べるのが止まらなくなるはずです。
ついつい手が伸びてしまって、
大量に食べてしまいますよね。

しかし、りんごの場合はどうでしょうか。

たとえ小さい物だったとしても、
食べ終わった後、もう一つ
食べようとは思いませんよね？

これは、私たちの体が、
そういう風に出来ているからです。
説明が難しいですが、自然な物は体が
「 満足だ 」というサインを出すのです。

自然塩も同じなんですよね。

量が多ければ、塩辛いと感じるので、
特に量を気にする必要はありません。

②ミネラルやビタミンが摂れる

自然塩には

が含まれていると言われています。

現代人に不足しがちなミネラルや、
ビタミンを摂取出来るという事ですね。
どちらも、五大栄養素に含まれている
人間の体にとって重要な物質です。

不足すると

などの体の異常の
原因にもなります。

③まろやかで美味しい

塩って、舐めると塩辛いですよね？

もしかしたら「なにを当たり前の事を」
と思われたかもしれません。
しかし、それは精製塩だからです。

自然塩は違います。

少し舐めてみると、塩辛く無くまろやかな
味がして、とても美味しいです。
一流の料理人は塩にもこだわりますが、
恐らく、これを理解しているのでしょう。

塩化ナトリウムは……
ただただ、塩辛いだけです。

自然塩の見極め方

製造工程に

と書かれている以外の
塩を選んでください。

また「塩化ナトリウム99％」と
書かれている塩も駄目です。
こういった塩は「精製塩」なので、
偽物で健康に悪い塩なんですよね。

などと記載されている物が良いです。

おすすめの自然塩を紹介

塩は種類が多いので正直、
見分けるのは大変だと思います。
なので、私のおすすめの塩を
2つ紹介したいと思います。

もし迷ったら、これを買えば大丈夫です。

これを使う事で、生活習慣病を防ぐ事が
出来るので、ぜひ購入してみてください。

十分に買う価値はあります。

①海の精

伊豆大島の海水を
使用している自然塩です。
価格は比較的安値で、味も美味しいです。

私は味が好きなので、
普段こちらを使っています。

海の精 あらしお(500g)

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②奥能登海水塩

石川県奥能登の海水を使用しています。

人間にとって最も理想的な
ミネラルバランスの塩です。
味はまろやかで、少し甘みが
あり美味しいです。

能登製塩 奥能登海水塩 100g

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岩塩について

たまに、料理の味付けに使うぐらい
なら美味しいので良いと思います、
ただ、メインで使うのは控えてください。

岩塩は海水が化石化する事で作られます。
しかし、その過程で不純物である
ミネラルを排除してしまうんですよね。

ミネラルが全く含まれていないと
いう事ではありません。
よく「甘い岩塩」などといって、
テレビで紹介されていると思います。

あれは甘さの強い１種類のミネラル分と、
塩化ナトリウムが合わさった塩なのです。

つまり、ミネラル分が
偏っているんですよね。
地層毎に分かれているので、バランス良く
採掘するのは不可能なのです。

日常的に摂取するのはお勧めしません。

基本的には「塩化ナトリウムの塊」
なので、健康には良く無いんですよね。

といっても岩塩は美味しいので、
たまに料理の味付けに使う分には、
全く問題はありません。

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