日本人は、食品の見た目や、
色取りを重視している傾向にあります。
そこで、着色料が使われるのです。
食品を見栄えの良い色に調整したり、
色持ちをよくしたりする為ですね。
ただ、それも行き過ぎると
健康を害してしまいます。
着色料には大きく分けて
- 天然
- 合成
の2種類があります。
合成着色料は、危険な添加物です。
摂り続けると、体に悪影響を
及ぼしてしまうんですよね。
コストを重視して
作られているからです。
目次
特に危険な合成着色料
①タール色素
- 赤色○号
- 黄色○号
- 青色○号
- 緑色○号
などと記載されています。
菓子類、ジャム、ソーセージなど
様々な食品に使われています。
石油製品を原料として
合成されている着色料です。
ところで、お弁当などについてくる
漬け物で、不自然な色合いの物を
見たことはありませんか?
あれは、石油系の着色料で色付け
しているから、変な色になるのです。
なるべく避ける様にしてください。
話を戻しますが、タール色素には
- 奇形性
- 発がん性
- アレルギー
などの害があります。
海外でも全てではありませんが、
禁止されているんですよね。
例えば「赤色2号」は発がん性があると
いう事で、アメリカでは使用禁止ですし
「青色1号」も同等の理由で
ヨーロッパでは禁止されています。
他にも「黄色4号・5号、緑色3号」
などが、海外で禁止されています。
にも関わらず、日本では
使用され続けているんですよね。
ぜんそくが起きたり、不妊に
なったりと危険な物質です。
避ける様にしてください。
②カラメル色素
炭水化物から作られる、
褐色の着色料です。
大きく分けて4種類あります。
- カラメルⅠ
食用の炭水化物を
熱処理して作られる。
酸もしくはアルカリを
加え熱処理して作られる。 - カラメルⅡ
食用の炭水化物に亜硫酸化合物を
加え、酸もしくはアルカリを
加え熱処理して作られる。 - カラメルⅢ
食用の炭水化物にアンモニウム
化合物を加え、または、
酸もしくはアルカリを
加え熱処理して作られる。 - カラメルⅣ
食用の炭水化物に亜硫酸化合物と
アンモニウム化合物を加え、
または、酸もしくはアルカリを加え
熱処理して作られる。
プリンを作った事がある方は、
砂糖を煮詰めてカラメルソースを
作った経験があると思います。
それは「カラメルⅠ」のカラメルです。
市販の食品は、大体が
Ⅱ~Ⅳのカラメルとなります。
それで、特に問題なのが
- アンモニア化合物
が使用されている
「カラメルⅢ・カラメルⅣ」
のカラメルなんですよね。
製造時に生成される
「4-メチルイミダゾール」という
物質に、発がん性があります。
海外でも、警告表示したり、
量を減らしたりしています。
一日の摂取許容量が、
設定されている国もあります。
危ない着色料なんですよね。
それで、実はカラメル色素は、
Ⅰ~Ⅳのどれが使われている
のかは、基本的に分かりません。
表記している商品も
ありますが、極一部です。
なるべく避ける様にしてください。
海外で摂取許容量が設定されて
いる様な成分を、大量に摂って
良い事は何一つないからです。