有機というのは、簡単に
言うとオーガニックの事です。
- 化学肥料
- 化学合成農薬
といった物に頼らずに、
有機肥料など土壌の持つ力を
利用して、栽培されています。
つまり、有機JASマークの食品は、
オーガニックだという保証がある訳です。
絶対に、安全とまでは言えません。
ただ、少なくとも一般の食品
よりは、安全だという事です。
有機JASマークの基準
有機JASマークには、
厳しい基準があるんですよね。
有機農産物の規格は5つあります。
有機農産物の規格
- 堆肥などで土づくりをしている。
- 土壌を用いた農業生産を基本とする
- 環境への負荷を可能な限り低減
- 2年以上、禁止された
化学肥料、農薬を使っていない - 遺伝子組み換え技術を
使用していない。
ちなみに、国産・輸入の
両方が対象になります。
製造工場は非有機の物が、混入しない
様に管理しなければなりません。
また、年に1度の
厳しい検査もあります。
こういった基準をクリアしないと、
農林水産省に認められない訳です。
有機JASマークは「指標」
食品を買う時は、有機JASマークが
付いている物がオススメです。
そちらの方が、健康に良いんですよね。
ただし、勘違いしないで
いただきたいのは
- マークが無い=悪い食品では無い
という事です。
有機JASマークが
無い食品でも良い物はあります。
例えば、農家があえて
取得していない場合です。
あえて取得していない例
- 制度上「有機」とは言えない、
自然農法で栽培している場合 - 農薬を極力減らして
栽培している農家 など
なので、JASマークはあくまで
「指標」として捉えて欲しいです。